エピソード3
「おい、助手、投資とはなんだ?」
「・・・。」
「おい、そこのお前だ!何澄まして無視している。」
「私はお前ではないし、あなたの助手になった覚えもない。」
「助手でないのならば、なぜいつまでもここにいる?」
「そうね、なぜかしら。ここに残る理由はないのだけれど。
サブリミナルにでもかかったような・・・
まぁいいわ。私の専攻とは違うけど説明してあげる」
「金融における投資は、、、あんたに細かく説明しても
理解できないか。簡単に種類を説明すると
株式・債券・商品・不動産・為替などがある。
あんた資金は?
そう・・・少ないわね。なら株式投資がいいか。
まずこの本を読みなさい。」
(くっ、こいつマイクまで使ってノリノリではないか。
資金についてもサラッとバカにしおって。)
「必ず読んでくること。細かい事をいちいち説明してもキリがないし。
基礎を理解した後、次に進みます。」
(この歳になって本を読むのは仕事もあるのに、めんどくさいなぁ。)
「資金減らしたくないんでしょ?」
「・・・はい。」
ちょっと本読んできます。